第9回 京都フォーラムに参加してきました
2016年7月22日
主催:一般社団法人京都経営品質協議会他
第一部は、「企業経営のあるべき姿」と題して、伊那食品工業株式会社の塚越会長の講演
講演では、
・人間の営みの究極の目的は「幸せ」になること。
・経済活動でなぜ不幸なことが生じるのか。それは、それは、目的と手段を間違えているからであり、倒産しないことが目的になり、売上とか利益が目的になっていりからとのこと。
・塚越会長の野心は、社員を大事にし、世の中の経営に役に立つことにより会社経営は続けられることを証明すること
・景気に頼って経営をするのは無責任であり、遠きはかり末広がりの「八の字経営」が大切 等々
心に響きました。
第二部
「いい会社をつくりましょう」のトークセッションは
人と経営研究所 大久保寛司所長がコーディネーターとして加わり、
「人事評価にあまり差がでないようであれば、さぼる職員がいないか」など会場からの質問に答えながら、職員の意識アップや毎朝の庭の掃除のことなど、職員の具体的な事例を交えて説明をしていただきました。
塚越会長は、外部での講演を最近は引き受けていないので、これが最後になるだろうとのことでした。
ただし、年輪経営に豊田章男トヨタ自動車株式会社代表取締役社長が関心を持たれ、日本を代表する企業であるトヨタが変われば日本も変わるとの想いから、トヨタでの講演は引き受けているとのことです。
毎朝掃除がされている本社と庭
伊那食品工業株式会社の社是
いい会社をつくりましょう。
~たくましく そして やさしく~
いい会社とは
単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまくすべての人々が、日常会話の中で 「 いい会社だね 」 と言ってくださるような会社の事です。
「 いい会社 」 は自分たちを含め、すべての人々をハッピーにします。
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/ より