日本でいちばん大切にしたい会社に学ぶ障害者雇用

障害者雇用促進シンポジウムに参加

                 2018年5月25日

主催 石川県

   一般社団法人 石川県経営者協会

基調講演  人を大切にする経営学会会長 坂本光司氏

事例発表

 株式会社シーピーユー 代表取締役 宮川 昌江氏

 株式会社ルバンシュ  代表取締役 千田 和弘氏

坂本先生の基調講演では

「日本でいちばんたいせつにしたい会社」応募基準と第1次審査基準のうち障がい者に関する項目について説明がありました。

 

応募基準(下記の5つの条件の全てに該当していること)

①過去5年以上希望退職者を募ったことがない
②過去5年以上取引先に理不尽な取引を強要したことがない
③過去5年以上社員に大けがをさせたことがない
④過去5年以上障がい者を法定雇用率以上に雇用していること

従業員50人(45.5人)未満の企業で、障がい者を雇用していない場合、障がい者就労施設等から物品やサービス購入等、雇用に準ずる取り組みがあること

⑤過去5年以上営業黒字であること(やむを得ない事業があればのぞく)

 

1次審査基準より障がい者項目

①障がい者雇用率のレベルと推移

②正社員としても雇用をしているか

③重度障がい者や精神障がい者の雇用が

④勤続年数

⑤賃金レベル

⑥インターンシップの受け入れ

⑦施設からの仕入れや発注レベル

  

関連ブログ
https://www.50plus-network.jp/2018/05/05/日本でいちばん大切にしたい会社-に学ぶ/

感 想

坂本先生から、障がい者の雇用には、障がい者のインターンシップなど事前準備のことが説明されました。また、株式会社ルバンシュの千田社長の事例発表にも、企業見学会や障がい者実習制度の活用の話しがあり、下記の私の不安も解消に向かいました。

坂本先生の著書「日本でいちばん大切にしたい会社」がはじめて出版されたときに、私の知り合い経営者にその本をプレゼントしました。日本理化学工業さんの障がい者の雇用について読まれたその経営者から、自社での障がい者雇用で苦労されたことを私に手紙で伝えてこられたことがあり、障がい者の採用についての留意点を知りたい。

障害者雇用率

平成30年4月1日から 障害者の法定雇用率が引き上げになりました。

障害者がごく普通に地域で暮らし、地域の一員として共に生活できる「共生社会」実現の 理念の下、すべての事業主には、法定雇用率以上の割合で障害者を雇用する義務があります。