さらに 赤ちゃんが食べられるタオルを目指す
1953年にタオルの街、愛媛県今治市に創業したIKEUCHI ORGANICは、60年の歳月をかけて生産する全製品がエコテックス規格100のクラス1をクリアし、“赤ちゃんが口に含んでも安全”というテキスタイルメーカーとなりました。
さらに、2073年までに赤ちゃんが食べられるタオルを創るという次の安全性基準を企業の行動指針として設定しています。
IKEUCHI ORGANIC 株式会社 会社概要
創業 1953年(昭和28年)2月11日
設立 1969年(昭和44年)2月12日
本社 愛媛県今治市延喜甲762番地
事業内容 オーガニックテキスタイルの企画・製造・販売
エコテックス®スタンダード100とは https://oeko-tex-japan.com/about/ より
繊維製品の中に、からだに有害な物質が含まれず「安全」であることを、分析試験の結果にもとづき証明する認証システムの名称で、乳幼児のような敏感肌であったり、肌との接触が大きい製品ほど、要求される基準は厳しくなります。
TOKYO STORE / 東京ストアへ
2014年3月にオープンした
港区南青山ある直営1号店
ビートルズの大のファンの池内会長
タオルやベビー用の服以外に、ビートルズのメンバーの顔を織ったタオルや会長が松下電器(現在 パナソニック株式会社)に勤めていたときに開発をされたレコードプレーヤーも展示されています。
ボジョレーヌーボーならぬ
コットンヌーボー
写真は、https://www.ikeuchi.org/storelist/より
コットンヌーボー用のタオルは、毎年、指定畑で収穫年度を分けたオーガニックコットンで作られます。綿花が収穫された翌年にタオルとして織られ、その年(西暦)が織り込まれれることから、記念品として利用されことも多く、私も姪の結婚のお祝いとして贈りました。
同社のオーガニックコットンとは、
「3年以上の有機栽培」「遺伝子操作のない種子」「フェアトレード」という3つの要素を満たしたもの。つまり、自然のままであるため、年によって収穫量や品質がちがってくる。これまではデメリットと考えられてきたその繊細な品質を個性ととらえ、「ワインのように今年のタオルの風合いも楽しんでいこう!」という考えから生まれたものです。
オーガニックコットンの3つを条件
1つ目は、3年以上農薬や化学肥料を使わない有機栽培で育てられていること。
2つ目は、遺伝子組換え種子でないこと。
3つ目は、フェアトレードであること。
オーガニックとは、自然環境に対してのみ使う言葉ではありません。私たち人間も自然の一部であるという前提に立ち、全ての存在に対して本来あるべき関係を築くのが、オーガニックという言葉です。