国が指定している伝統的工芸品の
「高岡銅器」
1916年(大正5年)に鋳物の製造を開始した
株式会社能作(のうさく)さんの
高岡市オフィスパークにある
本社・工場を見学
本社・工場は、2017年に竣工したもので、
同年 「富山県ものづくり大賞」優秀賞も
受賞されています。
高岡銅器
高岡の鋳物の歴史は、前田家2代目の前田利長が、1611年に7人の鋳物師(いもじ)を招いたことかが始まりで、その後も前田利長の政策をうけ、高岡銅器や高岡漆器などが発展してきました。
鋳造で作ったものを鋳物といいます。
鋳造とは、作りたい形と同じ形の空洞部を持つ型に、溶けた金属を流し込み、それを冷やして固める加工法です。
型の種類によって、砂を固めて作った砂型、金属を削って作った金型、樹脂型や石膏型などがあります。
高岡銅器は、原型師が元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工施した後、仕上げを行って製品が完成します。
FACTORY SHOP
お子様向けの商品からアクセサリー、晩酌セットなどの大人向けの商品など沢山並べられています。
スタッフが丁寧に説明をしてくれました。
TOYAMA DOORS・・・観光事業への取組
「もの」をつくるだけでなく、「こと」「こころ」を伝える 観光事業へも取組まれています。
TOYAMA DOORSのコーナーでは、
能作さんの社員がが富山県の観光スポット、飲食店、宿泊施設等をカードをにして紹介をしています。
カードの一つをもらってきたもの
本社/工場 外観とエンタランス
参 考
見学会
コロナ感染予防のため、現在は、中止をされていましたが、
事前予約制による、ガイドによる高岡銅器や能作についての映像鑑賞または説明、工場見学、質疑応答を無料でされています。
次回は、予約をして見学をしたいと思います。