金沢の歴史は約400年、その前の時代の加賀の中心は松任市(現 白山市)や野々市市とのことです。
江戸時代の俳人、加賀千代女(かがのちよじょ)の出身地の松任市にあり、遺品などを納めた遺芳館がある聖興寺へ参詣に行って来ました。
聖興寺 石川県白山市
真宗大谷派(浄土真宗の宗派の1つ)で、
本堂をはじめ11棟の建造物が国登録有形文化財となっています。
千代女に関わる句碑・建物
下記の説明は、聖興寺のホープページの説明を参考にしてます。
詳しくは、右記をご覧ください。 http://shokoji.jp/
千代尼塚
千代女の辞世の句が刻まれた句碑で、1799年
千代女没後25年目に際し、彼女の遺徳を偲ぶ人々によって建立されたものです。
辞世の句
「月も見て 我はこの世を かしく哉」
千代尼堂
1935年、千代女150回忌を記念して建てられたもので、木造平屋建て、宝形造りで屋根には茅葺の上に銅板が葺かれています。
天井は化粧垂木を放射状に配して側面には丸窓をつけた4坪の数奇屋風仏堂の建築物です。
また庇の扁額「千代尼堂」は東本願寺句仏門主の筆とされています。
草風庵
千代尼堂と同じく、千代尼150回忌を記念して建てられたもので、千代尼堂に附属する17坪の茶室です。
木造平屋建て入母屋造りで屋根は茅葺の上に銅板が葺かれています。茶室のほか広間、雪隠、タタキ土間などがあり千代尼堂とは渡り廊下で繋がれています。
千代女の命日である9月8日には、千代尼忌および追善句会が催されてます。