人を幸せにする経営を考える

~ 幸福学✕経営学 2019 ~に参加

 

幸福感とパフォーマンスの関係

  幸福感の高い職員は、

  生産性が31%高く、創造性は3倍高い

 

共催

・慶應義塾大学SDM研究所ヒューマンシステムデザインラボ

・ホワイト企業大賞企画委員会

登壇者

慶應義塾大学院システムデザイン・

  マネジメント研究科委員長・教授  

          前野 隆司氏

 

西精工株式会社 代表取締役社長 

           西 泰宏氏

 

ホワイト企業大賞企画委員長 

          天外 伺朗氏

 幸せ に なる ため に 必要 な

 「 4つ の 因子」 とは 
前野氏の講演より

「 やっ て みよ う!」 因子

   ( 自己実現 と 成長 の 因子)

「 ありがとう!」 因子

   ( つながり と 感謝 の 因子)

「 なんとか なる!」 因子

   ( 前向き と 楽観 の 因子)

「 ありのまま に!」 因子

                            ( 独立 と 自分 らし さの 因子) の

4つ です。 ありがとう因子は、関係性の質に関わりが強く、他の3因子は個人の在り方に関わりが高い因子とのことです。

 

月曜日の朝、会社にくるのが楽しい

西社長の講演より

 

社員数250名、ありがとう活動によるのお礼状の発行枚数が8,000枚とのことです。

ナットの製造に特化し、価格競争をしないために、他社では作れないものをつくることを目指し、ナットだけで1,200~1,300種もあるとのことに驚きます。

これも、満足感の高い社員のよる創造性の発揮によるものでしょうか。

 

 

意識の成長・発展のサイクル

天外氏の講演より

 

これまでの人生は、恐れと不安でドライブされていた。恐れや不安があるから、これから逃れるために計画をつくっていた。

 

これからは、恐れや不安がなくなり、事業計画のない会社が増えてくるとの意見の興味を持ちました。

 

3人でのパネルディスカッションと

    会場からの質疑応答の様子

 

会場からの採用に関する質問に対する西社長の回答より

採用にあたり、この人は、採用しても大丈夫というギリギリの人も採用するとのことです。

それは、リーダーが一生懸命に育てるので、リーダーが育つことになるからとの回答に、社員の教育・満足に対する志を感じました。