今年の振り返りと
次年度の計画に分けて実施
今年の振り返りを静かな場所で
一日掛けて行いました。
この体験で感じたことをまとめました。
振り返りについて考える機会が多かった2019年
~それも「ダブルループ学習」について~
1月の高野登氏の講演から
12月になると「神様からあなたにもう一度、この年をプレゼントすると言われたら、何をしたいかを考える」とのお話を聞きました。
2月に行われた「顧客価値経営フォーラム」から
パネルディスカッション「振り返りと学習を通じた戦略の構築」で、登壇した日本経営品質賞受賞企業の振り返りと学習の特徴として、下記の特徴が挙げられています。
スーパーホテルさん 重要活動実践の場での暗黙知の形式知化促進
ピアズさん 成功体験の陳腐化の認識と学習
万協製薬さん パートナーや顧客も参加した振り返り
6月の万協製薬株式会社成果発表会から
一日掛けておこなわれる成果発表会では、各課が前年度の目標に対する達成度と今年度の目標の発表に多くの時間が掛けられています。
発表会への参加料は、一人2万円、50名を超えるお客様の一人として、出席しました。
オフサイトミーティング
会場は、石川県立美術館 広坂別館を利用しました。
部屋は、シックで天井も高く、静かで集中して振り返ることができました。
移動式のホワイトボードの方が、固定式より座る位置の制約を受けないのでこの点も便利でした。
オフサイトミーティングとは、
職場から離れた場所で実施する会議のことを言います。オフサイト(off-site)とは、英語で
「現場を離れて」という意味で、重要な意思決定やクリエイティブなイデア出しを行うた
めに、フラットでオープンな雰囲気を作り出し、議論の活性化を促します。
PDCAではなくCAPDoで考える
~ 役にたった2019年1月の合同計画発表会資料 ~
振り返りには、まず計画がなければ目標がどの程度達成できたかを計ることができません。
また、マネジメントのPDCAサイクルのP・計画からではなく、Cの評価、Aの改善との流れで行います。
C、Aを考えるにあたり、前提の原因から見直す考え方がダブルループ学習の考え方と言えます。
振り返りとその原因を考えることは、
達成のための新たな方法を検討することにもつながることを感じました。