「起業とはそんなに難しいことなのでしょうか。」で始まるのは、
ライオンパワー株式会社の創業者で、現在、取締役相談役の高瀬政明（たかせ まさあき）氏の新著
「ゼロ出発、燃える決意～起業そして成長の秘」です。
高瀬相談役は、長年「スタートアップビジネスコンテストいしかわ」の審査員も務められています。
読んでみると起業を目指す人に大変参考になるので紹介します。 ＃起業 ＃石川
考えすぎるな
高瀬相談役が起業について、ご自身の体験から言われるのは、「考えすぎるな」です。
つまり、起業の目的が「人間社会に役立つ」ということを原則として、自然の流れに溶け込めばそんなに頭脳明晰でなくても必ず成功できると思えるとのことです。
起業の魅力
起業をする魅力として、次の3つを挙げています。
1番目 自分を形にして残せること
自分の「燃える決意」を「自分流の哲学」として注ぎ続けることにより、「自分を形にして残す」ことに繋がります。
2番目 ギリギリへの挑戦
起業とは可能性への挑戦でもあり、起業できる分野はいくらでも存在しています。
3番目 アンテナと行動範囲が広がる
政治・行政、経済等には関心の薄さを感じていたのが、起業後は、自分のアンテナの受信範囲を広げ、自分の生き方に、そして言動に、これまで以上に責任を持つように変わったとのことです。
起業のための3つの心得
下記の3つのことさえ実行できれば、だれでも起業は成功すると述べられています。
第１ 人間社会に役に立つことを主目的とすること。
第２ 何事も切り拓くという考えを持つこと。
第３ 諦めるという結論はないと決めること。
起業の入り口の方法として
やりたいことが技術や知識の不足で起業への道のりが難しいと感じてしまうこともよくあります。そいう起業家のためのアドバイスとして、次のような体験を紹介されています。
高瀬相談役が起業のときに採られた方法で、テーマを決めて起業を目指すとしてもそのために必要な技術がない場合は、目指す起業へ結びつく糸口を見つけ、流れをつくられたということです。
そして、「我々の生活の中には、大企業が手を出せないニッチな分野で、もっと人間生活を豊かにできるテーマが数多く存在している。」と中小企業の力をそそぐ方向についても力強く語られています。
以上、起業を考えている同士に参考になると思いアップをしました。